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今たまたまTVを見ていたら、非常に興味深いことをやっていたのでちと取り上げてみることにする。
白目って何のためにあると思いますか?
まず、そう問いかけられた。
うーーーん、よく考えたことなかった。
そういえば 一体何のためにあるんだろう・・・・
白目は 人間以外の動物にはないんだって。
弱肉強食の世界では生き残るため、身体にいろいろな仕組みが備わっている。
目もその一つで、白目があると、「どこを見ているか」「何を見ているか」を相手に察知されてしまう。
白目によって身に危険が及ぶので、それを悟られないように動物たちの白目は発達なかった。
人間はその逆だ。
お互いに危険を及ぼさずに社会を形成してきた。
白目は、「誰を見ているのか」がお互いに分かり合い、理解し合うために必要になってきたのだ。
白目があることで、目の動きが非常によくわかるようになる。
目を使ってのコミュニケーション能力、アイコンタクトを感じる能力が格段に高まった。
人間に動物以上の豊かな表情をもたらすのも、この白目のおかげだ。
「目は口ほどにものを言う」
その実験も行っていた。
まだ言葉を持たない赤ちゃんに、目線だけでどれだけのことが伝えられるのかの実験だ。
内容は2つ。
1つ目は お母さんに4台のカメラの1台だけをじっと見てもらい、赤ちゃんはそれにどう反応するかを試していた。
最初は ずっとお母さんの顔を見てニコニコしていた赤ちゃん。
お母さんが 1番のカメラ(赤ちゃんの斜め後方)をじっと見つめていると、やがて赤ちゃんも後ろを振り向き、お母さんの目線の先にあった 1番のカメラを見た。
2つ目の実験は、お母さんではない、赤ちゃんの知らないお姉さんに、同じ2つのぬいぐるみを 表情を変えて見つめてもらい、赤ちゃんはそれにどう反応するか、というもの。
まずは2つのぬいぐるみを並べ、片方にだけ “好き” という表情(目をニコッとさせる)で じっと見つめて 赤ちゃんに差し出す。
赤ちゃんは、両方のぬいぐるみを差し出されると、迷わずお姉さんが見つめていた方のぬいぐるみを ニコニコして手に取った。
次は 先程と同じ二つのぬいぐるみを並べ、片方だけ “キライ” という表情(目をキッとさせる)で じっと見つめて 赤ちゃんに差し出す。
赤ちゃんは、両方のぬいぐるみを差し出されると、お姉さんの顔を見ながら お姉さんがにらんでいた方のぬいぐるみを 押しのけた。
赤ちゃんは 会話することができない分、大人の目の動き、目線で危険や安全・安心を感じることができるようになっているらしい。
・・・・・・
とまぁ、そんな内容だったんですが。
とにかくすごく驚いた。
白目の役割ってすごい!!!
そして、赤ちゃんって、本当に人の目を、表情をよく見てるんだ!!!
今までの 私のシヅクへの接し方を 思い出してみた。
語りかけは たーーくさんしてたし、何をするにも歌を歌って・・・・
「話して」 「言葉」 を使って接する機会が多かった。
その結果、非常に早くから言葉を発し、使いこなせるようになってはきたが。。。
「目」 はそれほど意識していなかった。
そのくせ、 「洞察力のある子になってほしい!」 なんて願っていた。
(過去記事 → 「よくしゃべるけどさ」)
洞察力は やはり 目 だ。
まずは 一番身近な母親の目を見て 洞察力を養っていくものなんだろう。
あなたを いつも見ているよ、あなたのことが大好きよ。
そうやって 母親から目でメッセージを受け取ることで、赤ちゃんは初めて社会的にも安心し(本能的な安心は抱っこ、かな?)、満足し、人としての一体感を持てるようになるんだろう。
でも 私、あまり 目で語り合う、という育児をしてこなかったよ・・・・
シヅクの目を見つめるより、周りばっかり見て しゃべりまくっていた気がする。
そんなの、
もったいない、もったいなさすぎる。 ( ´Д`)
今からでもまだまだ間に合う。
もっともっと、シヅクと目で語り合ってみよう。
アイコンタクト、してみよう。
せっかく神様が 私たちに白目を与えてくれたんだから、大事にしなくっちゃ。
しかも、口は一つだけだけど、目は二つ。
言葉で話す前に、まずは目をしっかり見つめて 私の気持ちを感じてもらおう。
「私は あなたを見ています。」
シヅクだけじゃない、自分自身のためにもね。